祖母米寿

世界のファンの皆さんすいません、ちょいと遠出してました。
祖母88歳米寿記念SGが和歌山県橋本市で執り行われますた。
関西に行くのに犬を茨城に置いていくのはかわいそう、
という理由で両親は茨城から愛車のローレルを品川まで走らせてきました。
これから12時間かけて和歌山まで行くということに
そのうちの半分はペーパーの俺が運転か?と不安になり、
「じゃ、駅まで送って、俺は新幹線で行くから」
という言葉がのどまで出かかりました。
しかし父の厚意をむげにするのは息子としてどうかと思い
‘運転はしない、自分と両親を殺さないタメだ!’
と決め込んで爆睡する。
ちゃんと起きたのは浜名湖で朝ご飯を食べるとき、
東名阪のSAで昼ご飯を食べるとき、
富田林でPL塔を見たときの3回であった!
鬼のような愚息っぷりである!!
旅館に行く直前におみやげに柿を買いに行く、という母の希望の元
直売店に向かう。
すごい大きい箱に山のように入った柿を買うことにする。
母「これ、二箱下さい」
父、愚息「ええっ!?なんで二箱やねん!」
しかし母の決意は固く、案の定トランクは柿で一杯になった。
小学生が見たらこの車の燃料は’柿’であると思うことは間違いない。
やることが弟子の母だけあってグレイトである。
その後なんとか無事到着し、一族が集結する。
良い感じで盛り上がり、楽しい雰囲気の中夜は更けていった。
22時半ぐらいであろうか、皆さんが囲むテーブルの上に置いてあった
俺の携帯が鳴る。
伯母「弟子ちゃん、メールきとるよ」
伯母「伯母ちゃんにちょっと見・せ・て」
あまりのプレッシャーにちょっとだけ見せてみる。
たまたま携帯の蓋の裏に張ってあったプリクラにも注目がいく。
伯母「志○子(←my母)さーん、弟子ちゃんの彼女さんやて!」
伯母「ついでにみんな見ときー!」
弟子「えぁっ!?」
みんなの前で晒される。
祖母「いいお嫁さん見つけたなぁ~」
伯母ちゃんの’ちょっと’はもはや東京ドーム○個分級である!
さすが俺が思う弟子家親族一の酒豪の伯母だけある。
とにかく楽しい飲み会であった。

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