バイキング形式の朝食をとろうとレストランに入るとなにやら異様な雰囲気。
自分だけでなく他の客、ホテルの店員達も存在感を消している。
正面には黒のスーツに金縁サングラス、昇り竜のネクタイという典型的なヤーさん!
しかも10数人・・・・_| ̄|○
さすがヤーさんの本場尼崎、実物は迫力が違う!
下っ端「親分!ご飯はどれくらい食べます?」
周囲の皆さん(おやぶんキタ━━━━(°Д°)━━━━!!!!)
親分「日本昔話みたいに盛れ!」
弟子(なんだそりゃ!?(笑))
さすが笑いの本場関西。
極道間ではややウケたらしい。
周囲の一般人は微妙な表情を崩さない。
しかしおかずの減り方は笑えない。
食べたいけど近づけないうちにごっそり減っていく食べ物。
バイキングだけに海賊集団だな・・・
ご飯の減り方も半端じゃない。ホテルの人も緊張した面持ちで新しい米を運んでくる。
しかし一般人に米ポジションを譲らない下っ端(とはいえその面持ちは凶状)
俺はその米が食べたいんだよ!(心の叫び(#゚Д゚) !)
2個目のジャーが空になりそうなとき、勢い余って
弟子「米、いいっすか」
とかいいながらご飯をがっつり盛ってそそくさと逃げる弟子。
俺も日本昔話盛りじゃぁ!(#゚Д゚) !
その時後ろで鳴らされた舌打ちを生涯忘れないだろう。
その後でわかった事なのだが、
父は極道の存在に気づき小さくなっていたらしいが、
母志保子はなんと’スーツ着ているから’という理由だけで
極道をホテルマンと思いこみ、
「そのパン、パンとって~」とか極道に向かって言ったとか_| ̄|○
・・・・
アホか!いつか死ぬぞ! Σ(゚д゚lll)
命からがら朝食を取り終え、お祖母ちゃんのお見舞いに行き、
さくっと新幹線で帰って来たのであった。