ショッピングセンターにて家族で買い物後のこと。
息子が持っていたドリンクがこぼれ、
床のこぼれてしまった。
一番近くにいた家族連れの親御さんに
「大丈夫ですか?大変申し訳ありませんでした」
と詫びたところ、とりあえず大丈夫との返事が。
店員さんを呼んで、掃除してもらうことに。
席に戻っていいとのことだったので、
自席にもどって成り行きを見守っていた。
店員さんが代わりのコップを用意して下さったので、
息子に渡し、「ありがとうございます」
息子にも「ありがとうっていうんだよ」
なんて会話がなされ、店員が去った後、
さっきの家族連れの父親登場。
「やっぱりよく見たら靴汚れてるんだよね~」
ああ、きたーって思いましたよ。
とりあえず修羅場を息子に見せたくないので、場所換え。
相手の家族が座っている近くまで行って話し合い。
言葉を選びながら、防御線を張りつつ、相手の出方を探る。
この辺はまさに仕事モード。スイッチ入りました。
先日仕事中、トークで失敗し、大炎上させた苦い経験があるので。
今日は自身の復活をかけた大切な一戦(笑)
履きつぶしているようにみえるスニーカーは
プレゼントで貰って、今日おろしたてらしい(笑)
そして少なくともどこが汚れているかも分からなかった。
相手「親なら責任とってくれよ」
私 「申し訳ありません」
そんなやり取りを繰り返す。
そのやり取りを聞いた店員さんも助っ人に登場。
店員さん「紙をお持ちしました、とりあえずこれで処置できませんか?」
相手「拭いたって落ちないよ、もう元に戻らないの」
明らかに金銭の授受を提示するのを誘っている感じがぷんぷんします。
私 「あなたのご自宅に靴をクリーニングするを業者を手配しますよ
少なくとも、この場で金銭のやり取りには応じかねます」
相手「そんなやりとりする暇じゃない」
私 「では第三者を交えましょう」
相手「大事はめんどくさいんだよね」
私 「少なくとも、お金のやりとりは私にとって大事です。
今すぐの金銭のやり取りには応じまられません」
相手「業者に頼むとか言っていたけど、その方が金かかるよ」
私 「構いません、納得したその対価として私がお支払いします」
相手「あなたと違って暇じゃないの、こっちは忙しいから早くして」
私 「減価償却分もありますし、弁償等にすぐには応じられません」
相手「これ1万円くらいはする靴なんだけど、プレゼントで
貰ったんだよねそういう大切なもの汚されたの、わかる?」
相手「もうめんどくさいから300円でいいよ、ランドリー代」
ついに具体的な数字が出てきたな・・・けど300円か(笑)
私 「300円でも応じません、業者を手配します」
相手「300円も出せないの」
私 「なんら書面も証拠もなしに金銭だけをお支払いするというの
はできません、民事の専門家を間に入れても構いません。
その上でお支払いする額を決めましょう」
延々とこんな話の繰り返し。
不安げな様子で、途中から息子が私のそばにやってきたので
私 「このお父さんの靴汚しちゃったんだって謝っておこう」
息子「ごめんなさい」
相手「だから親なら責任を取れよ」
私 「今すぐの金銭やり取りには応じられません」
相手「一生靴汚されたことは忘れない、もういいよ、
嫌な思いを俺はずっとし続けるよ。お前はそれでも子の親かよ」
最後の捨て台詞はそっくり打ち返したかったですが、
店員さんも不安げに成り行きを見守ってますし、ここで終了。
この相手の靴の写真とって、周囲の人の連絡先聞いて、
店員さんの証言を記録して等々その後の動きも
しっかり考えていたんですが、しなくてもいい苦労をしなくてなにより。
自分の家族の前でこれを出来るのか・・・
とにもかくにも相手の小さい子の将来が可哀想。
そして私もそれなりに嫌な気分にさせられました。
コメント
お疲れ様でした。
さすがですね。たいていの人なら、その程度の金額なら払って
しまうでしょう。
代表番号をかかえる職場にいるため、しばしばクレームを
うけますが、大変参考になる対応です。
この場合は、今話題の強要とかにあたるのでしょうねぇ。
お疲れ様でした。
さすがですね。たいていの人なら、その程度の金額なら払って
しまうでしょう。
代表番号をかかえる職場にいるため、しばしばクレームを
うけますが、大変参考になる対応です。
この場合は、今話題の強要とかにあたるのでしょうねぇ。
ハードルートとソフトルートをそれぞれ考えていまして、
今回採用しなかったハードルートは
靴がどこが汚れているかわからない→金銭の要求:強要・脅迫→110
家族の前で、しかも人様の目もあるなかで、
ハードルートは・・・・
仕事なら結構すぐに選択してしまいますが(笑)
しかしまぁほんとがっかりするほど小さい話ですよ。