エンド修正工具について、まだまだ認知度が低いようですので、この有用な工具の存在と使い方を世界の皆様に伝えたい。(ただしプロではないので、もし間違ってたら、有識者が突っ込みを入れてくれると思います、多分。)
この工具を説明すると、ホイールに対して、リアディレイラーを正確に取り付けるために、エンドの角度を修正する工具です。新品のエンドをつけた場合でも、フレームの精度によっては、正確にホイールに対し平行に取り付けられない状況があります。これはメーカーの問題じゃなく、どのメーカーのフレームでも普通にある話だと思います。ですので、エンドを曲げてしまった時だけでなく、エンドを交換した時も、この工具を使うことがあります。修正をかけることによって、ホイールに対し、エンドが平行に取り付けられます。エンドが平行になれば、リアディレイラーも正しい位置に収まります。リアディレイラーがエンドに正確に取り付けられれば、スプロケットに対し、テンションプーリー、ガイドプーリーが一直線上に収まります。まあ素敵。
よくあるのが、19Tあたりから21、23、25、28と大きいギアにしたときにチャリチャリ言い始める症状などです。大体エンドが内側に曲がってます(私の人生で外側に曲がったことはありません。)。落車してリアディレイラーをぶつけたとか、立ちごけした後に起こるやつです。すごく曲がると、一番内側のギアに入れたとき、スポークにリアディレイラーのプレートが当たり始めたりします。こうなると、リアディレイラーのDi2の調整や、ワイヤーの調整ではもう治らないんです。登りの時だけチャリチャリ音を立てている自転車が居ると、そのエンドを直してぇとか内心思ってたりします。「失礼ですがあなた人生損してるぜ」。
そんな時!この工具の出番です!(なんかボルトみたいのはこないだ紹介したアダプタなので、今回は使いません)

愛車のリアディレイラー。目視ではほとんど曲がってないように見えます。ギアもばっちり変わるので、修正の必要はないと思うのですが、せっかくなので使ってみました。

リアディレイラーを外し、エンドに取り付けています。

ホイールとの距離を測る部分を、一番内側になるところに合わせます。今回一番ホイールに近づいたのは、円を時計でいうと6時30分くらいの位置です(3時方向敵機来襲的な)。

続いて一番広がる側。時計でいうと12時30分位の位置です。10㎜位離れてます。まぁ正直これくらいずれてても、ギアチェンジが違和感なくできていたところからすると、正直まだ許容範囲なんでしょうね。でもできればより正確にした方がメカニカルロスが減る気がしますよね!ねっ!(富士ヒルでラスト5㎜分くらいは変わるかも)。

12時30分の位置で、リムとの距離を測る部分を上にずらして、工具のフレームの遠位を持ち、内側に曲げてエンドを修正します。
修正後の画像がこれです。エンドがホイールに対し平行に修正されました。今回の修正は目視での差がわからないほどバシッと決まってます。この工具での修正作業は最小最大が2㎜以内となるようにするとどこかで聞いたことがあります。






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