ついに試験当日

例のあの試験日。
新宿某所へ受験に行く。
　
この試験会場だけでも1000人くらいは受験しているんだろうなぁ。
大学生やらも同じ試験を受けるのだが、
うちの会社の人と見た目がぜんぜん違う（笑）
　
弟子の受験番号の部屋に入ると、
見た目でわかるウチの会社の系の人は４～５人だけ。
あとの５０人くらいはたぶん学生とか。
隣は気の弱そうなモヒカン、前は秋葉系油しっとり茶髪に、後ろはヤンキー系坊主。
修羅場だぜ・・・、俺の後楽園ホールはここだぜ・・・
　
隣のモヒカンと前の秋葉系には負けたくねぇ、なんとなく。
後ろの人には絡まれたくねぇ、怖いし。
　
いやーこの中の合格者とは将来一緒に仕事する可能性があるのか・・・
うちの会社に来たときはどうせスポーツ刈りだぜおまいら！と内心ほくそえむ。
この試験の教科書にはコミュニケーションの基本は’態度’とか書いてあったけど
人の評価は見た目からとも電車の中吊り広告に書いてあったぞ（笑）
　
午前中の試験は３時間近く。
ゆでたまご著’闘えラーメンマン’の中では
戦いの途中地面の蟻が見えたら勝てると書いてあったことを思い出しながら試験に臨む。
ちょこちょこわからない問題が散見され始める。
む、むむう。
ようやく２／３くらいを頑張って解いているときに、
隣のモヒカンが颯爽と退席していくの！
おまいさん、もう終わったのかよ！？
俺はモヒカンに負けたのか・・・おまい格好いいよ・・・。
っていうかホント難しい。過去問１０年間分はやってきたけどその中でも一番難しい。
　
そして午後試験。
午後試験には高正解率でないと試験から落とされてしまう罠問題が。
高正解率を叩きださなきゃいけないのに、意外に難度が・・・
ここでモヒじゃなく前の秋葉がトイレへ。
帰って来て座るとき、俺の答案を覗き見ようとおぼしき行為を！
その後も右斜めに体勢をずらしてキョロキョロする秋葉系。
でもさすがは試験官様。すぐに俺の隣に来て秋葉をマンマーク（笑）
そこのマンマークされてるロナウジーニョ君、お前の右前が頭良いとはかぎらんぞ。
ちなみに秋葉の鞄からは携帯のバイブレーションが５回は響いていた。
うざってぇ＿|￣|○
逮捕？はされてなかったけど相当不審な男であった。
で、モヒカン。
午後の試験は最後まで居た。
試験が終わったとき両手で頭抱えてしょっぱい顔になっていた。
俺が思うしょっぱい顔が似合う男に勝るとも劣らない。
勝った気がする・・・、この男には勝った気がする！
　　
最後に後ろのヤン坊様、あの、えと、試験中椅子ガタガタとかさせてスイマセン。
　
試験結果は後日郵送になるのだが、
試験が終わって飲み屋に行く途中に同期と自己採点した感じでは意外にできてそう。
いやーとにかく受験から開放です、開放されました！